【英語】apologize と sorry の違いと使い方

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英語で謝るときに、I’m sorry. ばかりになっていませんか?

今回は、「謝る」を意味する apologizesorry の違いと使い方を、例文とともにご紹介していきますので、ご参考になれば幸いです。

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目次

apologize と sorry の違い

apologizesorry は品詞が異なり、apologize は動詞で、sorry は形容詞です。

「謝る」の意味では、apologizesorry よりも改まった表現で、日本語では「申し訳ございません」と「ごめんなさい」の違いに近いです。

apologize自動詞
sorry よりも改まった表現
謝罪する、詫びる、謝る
sorry形容詞
❶ 気の毒で、かわいそうで
❷ 後悔して、申し訳なく思って

apologize の例文

apologize は自動詞ですので、目的語を伴う必要はありませんが、前置詞句や不定詞句を伴って以下の表現ができます。

apologize to 人人に謝る
apologize to 人 for A人に A のことで謝る
apologize to do〜するために謝る

I’d like to apologize.
(お詫びしたいです。)

Apologize to your teacher.
(先生に謝りなさい。)

I apologize if my blunder caused any problems.
(私の失態で問題が発生したら申し訳ありません。)

apologized to him for being late.
(彼は遅れたことを謝った。)

He apologized to me for stepping on my foot.
(彼は私の足を踏んだことを謝った。)

He apologized from the bottom of his heart.
(彼は心から謝った。)

She had apologized to defuse the situation, but she didn’t understand why Daniel was so upset.
(彼女は状況を和らげるために謝ったが、ダニエルが何故そんなに怒っているのか理解できなかった。)

POINT

・blunder:(不注意で愚かな) 失敗、不手際
・cause:【名詞】❶原因、要因 ❷理由、根拠 /【他動詞】(良くない出来事などの) 原因となる、引き起こす
・defuse:(緊張などを) 和らげる、静める
・upset:【形容詞】うろたえて、取り乱して、腹を立てて

名詞の apology

apology は、「お詫び」「謝罪」という意味で、複数形の apologies は、thanksCongratulations! などのように、程度の大きさや気持ちが込められていることを表しています。

My apologies.
Please accept my apologies.
(申し訳ありません。→ 直訳:私の謝罪を受け入れてください)

My sincere apologies.
(心よりお詫び申し上げます。)

I owe you an apology.
(あなたにお詫びしなければなりません。)

We offer our heartfelt apologies for any inconvenience.
(ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。)

He issued an apology after he lost his appeal of a one-game suspension.
(彼は、1試合の出場停止処分の抗議を棄却されたのちに謝罪した。)

POINT

・heartfelt:(通例名詞の前で) 心からの、誠実な気持ちからの
・issue an apology:公式に謝罪する
・appeal:控訴、不服申し立て、(審判への) 抗議
・suspension:❶一時的停止、保留 ❷停職、停学、(出場・免許などの) 停止

sorry の例文

sorry の語源は、 sore「痛み」が -y で形容詞化したものとされています。

sorry には大きく分けて「❶ 気の毒で」「❷ 済まなく思って」の 2つの意味があり、❷ の場合では apologize のほうがかしこまった表現になります。

❶ 気の毒で、かわいそうで

He was sorry for himself.
(彼は自分自身を憐れに思った。)

Poor Steven. I really felt sorry for him.
(スティーブンったら。本当にかわいそうだわ。)

She’s just had a really rough day. A death in the family. − I’m so sorry.
(彼女、大変な日だったんだ。ご家族に不幸があって。– それはお気の毒に。)

POINT

・rough:(口語)(通例名詞の前で) つらい、苦しい

❷ 後悔して、申し訳なく思って

Say you’re sorry to him.
(彼に謝りなさい。)

I’m sorry if I made you feel bad.
(気分を害されたのなら謝ります。)

“Oh, I’m sorry,” the man apologized.
(「あ、すみません」と、その男性は謝った。)

I’m sorry to have kept you waiting.
(お待たせして申し訳ございません。)

I’m so sorry to call, but I don’t know what to do. I have a situation.
(電話してごめんなさい、どうしたらいいか分からなくて。困ったことになっているの。)

POINT

・have a situation:問題が起こっている、非常事態である


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