【英語】useful と helpful の違いと使い方

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こちらの記事では、英語で「役に立つ」を意味する usefulhelpful の違いと使い分けを例文とともにご紹介していきます。

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目次

useful と helpful の違い

usefulhelpful は、使い方に以下の違いがあります。

< useful >

物・道具などが人にとって何かをするのに「役立つ」「有益な」

< helpful >

・事柄や、人がしてくれた助言・情報などが「役に立つ」「助けとなる」
・道具や機械などには用いられない

いずれも「役に立つ」という意味で場合によっては入れ替えが可能ではありますが、useful は 物の実用性や便利さなどを表し、helpful は事柄や「人がしてくれた」助言・情報などが有用であることを表す、と覚えておきましょう。

useful

< useful >

物・道具などが人にとって何かをするのに「役立つ」「有益な」

This is a useful qualification to have.
(この資格を持っているとつぶしがきくよ。)

This book is very useful for learning German history.
(この本はドイツ史の学習にとても役立ちます。)

The room proved very useful when we had visitors.
(その部屋は来客があったときにとても役に立つことが分かった。)

This screwdriver set is a useful tool kit for automobile repair and maintenance.
(このドライバーセットは、自動車の修理やメンテナンスに役立つキットです。)

useful を人に使う表現もありますが、くだけた関係でない限りあまり使わないほうが無難です。

Now stop complaining and make yourself useful.
(つべこべ言わずに手伝ってよ。)

POINT

・qualification:❶資格証明書、免許状 ❷(通例複数形) 適性、資格 ❸(不可算) 資格を得ること・与えること
・prove:〜であることを示す、証明する
・repair:修理する、修繕する、(関係・評判・状況などを) 修復する
・complain:文句・不平・苦情を言う

helpful

helpful は、人が役に立つと思ってしてくれた行為や事柄、情報など対して使われます。

< helpful >

・事柄や、人がしてくれた助言・情報などが「役に立つ」「助けとなる」
・道具や機械などには用いられない

He gave me some helpful advice.
(彼は有益なアドバイスをしてくれた。→ 助言)

I think this information will be helpful for the patients.
(この情報は患者さん達の役に立つと思います。→ 情報)

Plenty of sleep is helpful in lowering stress.
(十分な睡眠はストレスを和らげる効果がある。→ 事柄)

It is really helpful for you to have a mobile battery.
(モバイル充電器を持っていると本当に役に立つよ。→ 事柄)

It would be helpful if you could do that for me.
(そうしていただけると助かります。→ 人がしてくれること)

If you could get back to me today, that would be helpful.
(今日中にご返信いただけると助かります。→ 人がしてくれること)

It was very helpful of you to guide me and teach me how the machine works.
(機械の仕組みを教えてくださってとても助かりました。→ 人がしてくれたこと)

POINT

・plenty:(十分足りるほど) たくさん、多数
・get back to:あとで連絡・メールをする、折り返し電話する


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