【関係副詞を徹底攻略】ドイツ語トレーニング

関係文と関係詞」に続き、ドイツ語で「時」「場所」「理由」などを表す副文を導く「関係副詞」とその使い方を、例文とともにご紹介していきます。

ご興味のある方は、当サイトで ドイツ語クイズ を出題しておりますので是非ご覧ください。

目次

ドイツ語の関係副詞

関係詞には「関係代名詞」と「関係副詞」とがあります。

「関係副詞」とは、関係文の先頭に立って、先行詞の「」や「場所」、「理由」などの副詞的情報を付加し、2つの文をつなげる役割を果たします。

ドイツ語の関係文にはいくつかのルールがあります。

・コンマで区切る
・副文の定動詞は文末に置かれる
・先行詞が国名や地名などの固有名詞、および 副詞 の場合は関係副詞(wo、woher、wohin)を用いる
・関係代名詞の性と数は先行詞と一致する

関係詞によって導かれる文は「副文」となり、英語では従属節にあたります。

副文とは

副文は、時間、理由、結果、仮定などの論理展開を明確にしたうえで、それらを主文と結びつけ、主文の情報を補う働きをします。

  • 主文:文の中の最も重要な部分
  • 副文:主文を構成する要素のひとつ

副文においては定動詞が文末に置かれ、関係詞 や 従属接続詞 とで「枠構造」を形成し、主文を構成する要素のひとつとなります。

主文 + 副文(関係詞/従属接続詞 + 主語や目的語など + 定動詞)

例文を見てみましょう。

Im Fernsehen kommt nichts, was ich mir ansehen möchte.
(テレビでは見たいものがやっていない。)

was は「〜するもの・こと」を表す関係代名詞で、副文の定動詞が文末に置かれています。

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wo

wo は、「場所」や「時点」を示す名詞や副詞を先行詞として用いられます。

Er fährt morgen nach München, wo sein Vater wohnt.
(彼は明日父の住んでいるミュンヘンに行く。)

Das Zimmer, wo ich wohne, geht nach Süden.
(私が住んでいるお部屋は南向きです。)

In Tokio, wo ich wohne, stehen die Kirschbäume gerade in voller Blüte.
(私が住んでいる東京では、ちょうど桜が満開です。)

Es kommt noch der Tag, wo ich dich wieder sehe.
(私がまたあなたに会える日がきっと来ます。)

Jetzt, wo sie selbst ein Kind hat, versteht sie die Sorgen ihrer Eltern.
(自分の子供を持った今、彼女は両親の心痛が分かるようになった。)

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POINT

・empfehlen:勧める、推奨する
・in voller Blüte stehen:満開である

woher

「どこから」「どの方角から」を表します。

Kehre dahin zurück, woher du gekommen bist.
(元いた場所に戻りなさい。)

Er geht wieder hin, woher er gekommen ist.
(彼は元いた場所へまた去っていく。)

Im Sommer reisen wir nach Zürich, woher mein Vater kommt.
(夏に、私たちは父の故郷であるチューリッヒに旅行する。)

関連記事:【kommen】ドイツ語の基本動詞をマスターする

POINT

・「元いた場所」は「どこかから君が来た場所」ということになります。
・zurückkehren:(人などが、外出・休暇・旅行から元いた場所に)戻る、(自宅・自国に)帰る
・hingehen:〜へ行く、出て行く、出発する

wohin

「どこへ行くか」ということを表す副詞です。

Du kannst gehen, wohin du willst.
(どこでも行きたいところへ行ってもかまわない。)

Das würde erklären, wohin die Frau verschwand.
(このことが、その女性の消息を説明してくれるでしょう。)

POINT

・erklären:説明する
・verschwinden:見えなくなる、いなくなる、その場を離れる、立ち去る

wie

先行詞は、die Artdie Weise などに限られています。

Ich mag die Art, wie du lachst.
(君の笑い方が好きだ。)

Die Art und Weise, wie man schwimmt, kann man nur im Wasser erlernen.
(泳ぎ方は水の中でのみ習得することが出来る。)

関連記事:【können/話法の助動詞】ドイツ語トレーニング

POINT

・die Art:方法、やり方
・die Weise:方法、やり方、手順
・erlernen:(言葉・技能などを)習得する

als

過去に一度だけ起きたことについて用いられます。

Im Augenblick, als ich ihn zum ersten Male sah, wurde er mir ganz sympathisch.
(彼を初めて見た瞬間に、彼のことが大好きになりました。)

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POINT

・sympathisch:好感の持てる、(人・考えなどが)気に入る

wenn

反復する過去、または未来のことについて述べるときに用いられます。

Jedesmal, wenn ich ihn besuchte, war er nicht zu Hause.
(彼を訪ねる度に、いつも彼は不在だった。)

Eines Tages, wenn du alt bist, wirst du dich an meinen Rat erinnern.
(いつか君が大人になったら、君は僕の助言を思い出すだろう。)

関連記事:【再帰代名詞】ドイツ語トレーニング

POINT

・der Rat:助言、忠告
・sich an jdn./etw. erinnern:〜のことを覚えている、思い出す

warum

先行詞が der Grunddie Sache などのときは warum が用いられます。

Es gibt keinen Grund, warum er zurücktreten müsste.
(彼が辞めなければならない理由はない。)

Das ist nur ein Teil der Sache, warum ich das mache.
(それが、私がこれをしている理由のほんの一部です。)

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POINT

・zurücktreten:後ろへ下がる、退く、辞職する
・die Sache:事、事柄、問題、(複数形で)物、品物
・der/das Teil:(全体の)部分、一部

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