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こちらの記事では、指定した桁数になるように数値を切り上げる関数、ROUNDUP 関数の基本的な使い方をご説明しています。
なお、当サイトでは Excel ではなく Numbers を使って解説しています。
目次
ROUNDUP 関数
ROUNDUP 関数は、指定した桁数になるように数値を切り上げることが出来ます。
きりの良い数値にしたいとき、例えば「2.6」のような数値の少数点以下を切り上げて、「3」にしたいときなどに便利です。
ROUNDUP 関数の式の確認
ROUNDUP 関数は、切り上げの対象となる数値と、小数点以下の桁数を指定します。
= ROUNDUP ( 端数処理対象の数値, 桁数 )
端数処理対象の数値 | 切り上げの対象となる数値のセルを指定 |
桁数 | 数値を切り上げた結果の小数点以下の桁数を指定 |
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ROUNDUP 関数を書く
ここでは、消費税額の端数を切り上げるように設定してみましょう。
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Step 1
セルにカーソルを合わせ、「= ROUNDUP」と入力するか、「挿入」メニューから「新規数式」を選択します。
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「数値」から ROUNDUP を選択するか、検索窓に「ROUNDUP」と入力しても探すことが出来ます。「関数を挿入」をクリックします。
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Step 2
「端数処理対象の数値」に数値を切り上げたいセルを、「桁数」に「0」を入力します。
= ROUNDUP ( C2, 0 )
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Step 3
Enter を押して式を反映させたら、黄色のハンドルを下にドラッグしてセルを自動入力させます。
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Step 4
「税込価格」のセル(※ ここでは E2)には、本体価格と切り上げた税額の合計が出るように設定します。
= ( B2 + D2 )
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入力結果
指定した条件の通りになっているか確認しましょう。
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