【レジデンツ】一度は訪れたい世界遺産/ドイツ・ヴュルツブルク

ヴュルツブルクのシンボルのひとつであり、世界遺産にも登録されているレジデンツ(司教の宮殿)。

18世紀にバロックの天才と謳われた建築家、バルタザール・ノイマンの設計により司教の居城として建てられ、一部が一般公開されています。

また、2011年の映画「三銃士 / 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の撮影に使われたことでも知られており、ヴュルツブルクのレジデンツが映画の撮影に使われたのはこれが初めてなのだそうです。

残念ながら内部は写真撮影禁止なので、レジデンツは文章のみの解説になります。

レジデンツの見学

レジデンツに入ってすぐ、「Treppenhaus / 階段の間」があります。

ここで注目すべきは、イタリアの巨匠ティエポロが描いた天井フレスコ画「四つの大陸」で、何と天井一枚画としては世界最大級です。

これほど広い空間でありながら支柱が無いため、建築当初は絶対に崩れると批判されていたのですが、第二次世界対戦時に爆撃を受けてもこの天井だけは残ったのだそうです。

顔を上に向けながらゆっくりと階段をのぼり、「Weißen Saal / 白の間」へ。
文字通り白一色なのですが、天井と壁に施された漆喰が大変見事で、豪華絢爛な宮殿の中にこのような落ち着いた内装のお部屋があると、より漆喰の繊細さが際立つような感じがします。

そして順路は「Kaisersaal / 皇帝の間」へと続き、その煌びやかなロココ調の装飾は芸術家たちの集大成とでもいいましょうか、それはそれは贅沢なのでありました。

個人的に特に気に入ったのが「Grün lackiertes Zimmer / 緑の間」で、深い緑と金色のコントラストの美しさは、この場を去るのが惜しくなってしまったほどです。

見学中、ずっと誰もいないなぁと思っていましたが、この約1時間近くの間に他の観光客を誰一人見かけることがなく、これが静まり返った巨大な宮殿ともなると、貸し切り気分というよりは異次元に迷い込んだような不識な感覚になったのでした。

レジデンツの東側には、大変美しい「Hofgarten / ホーフ庭園」が広がっていますので、宮殿内部の見学と合わせてゆっくりお散歩してみてください。

▼ レジデンツのリーフレット。真ん中に写っているのが「階段の間」です。

レジデンツでお土産に買ったもの

▼ ポストカードは、内部の撮影が出来ないので記念に購入しました。「緑の間」と「皇帝の間」です♪

▼ ドイツのお城のトランプ

おまけ

ヴュルツブルク滞在中の食レポをちょっとだけ。

▼「Tafelspitz / ターフェルシュピッツ」

オーストリアの郷土料理で、牛肉の薄切りに西洋わさびのソース、バターパスタ。
お酒があまり飲めないのですが、せっかくなのでフランケンワインをいただきました。
すっきりとしているため、こってりしたお料理にも合う感じがしました。

▼「Winzertoast / ぶどうとハムのトースト」

焼いたハムと、とろけたカマンベールチーズの間に、半分に切ったぶどうがお行儀良く並んでいます。
ハムとチーズの塩気と、甘酸っぱいぶどうが調和してとても美味しい一品です。

▼ 「Zander fillet / パイクパーチの切り身」

パイクパーチ(英名:Zander)は、ヨーロッパ中部から西アジアに生息するスズキ目の淡水魚のことです。薄く衣をつけて焼いてあり、バターソースをとろ〜っとかけていただきます。
たっぷりのポテトがいかにもドイツ風、といった感じがします。

ヴュルツブルクとワイン

ヴュルツブルク では古くから官吏へのお給料としてワインが支払われていたこともあったそうで、現在でも「聖キリアン祭」として毎年ワイン祭りが開催されており、かのゲーテも愛した辛口の白ワイン「フランケンワイン」が特に有名です。

最後に

いかがでしたでしょうか。まだまだヴュルツブルクには魅力がたくさんありますが、ヴュルツブルクを訪れる機会がありましたら、レジデンツ、マリエンベルク要塞、そして本場のフランケンワインを是非ご賞味ください。

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