
誰でもすぐに使える、Macの便利な小技を15個まとめました。
とても簡単ですので、気になるものがありましたら是非使ってみてください。
目次
- ファイルの自動保存をオフにする
- ウィンドウの復元機能をオフにする
- 画面右上の通知をアプリごとに設定する
- 半角英数で入力してしまったものを日本語に変換する
- メニューを使わずにファイル名を変更する
- 作業中にファイル名を変更する
- 作業中にファイルの保存場所を変更する
- ショートカットキーで使用言語を切り替える
- 複数のファイルを選択する
- 作業しているアプリケーションを切り替える
- ファイルやフォルダを移動する
- Finder を再起動する
- メニューバーのアイコンを並べ替える
- Spotlight を計算機代わりにする
- スリープしてからパスワードを要求するまでの時間を「すぐに」に変更する
1. ファイルの自動保存をオフにする
Macは、データを変更したファイルを自動で保存してくれる機能が備わっていますが、うっかりファイルを閉じてしまったことで変更が反映されてしまった、なんてことはありませんか。
この自動保存を解除し、データ保存時に確認メッセージを表示させる方法です。
Step 1
「システム環境設定」から「一般」をクリックします。

Step 2
「書類を閉じるときに変更内容を保持するか確認」にチェックを入れます。これで設定は完了です。

2. ウィンドウの復元機能をオフにする
Macには、アプリケーションを再開したときに前回開いていたウィンドウを復元する機能がありますが、これが必要ない場合はオフにすることができます。
「システム環境設定」から「一般」を開き、「アプリケーションを終了するときにウィンドウを閉じる」にチェックを入れます。
例えば Safari であれば、起動時に「新規ウィンドウ」に設定されているページが開くようになります。

3. 画面右上の通知をアプリごとに設定する
デスクトップの右上に表示されるアプリからの「通知」。
自分にとってそこまで重要ではないアプリからの通知をオフにすることができます。
Step 1
「システム環境設定」から「通知」をクリックします。

Step 2
「●●からの通知を許可」のスイッチをオフにすると、通知自体がされなくなります。
または通知を許可したうえで、その下のオプションのチェックボックスをそれぞれオン・オフに設定します。

4. 半角英数で入力してしまったものを日本語に変換する
半角英数モードから日本語モードに切り替えるとき、かな キーを押している方が多いと思いますが、半角英数の状態のまま日本語を入力してしまい、delete で消して入力し直したご経験はありませんか?
そんなときは、「かな キー を2回押すだけ」で変換できてしまいます。


↓

これだけで日本語入力および変換ができます。是非お試しください。
5. メニューを使わずにファイル名を変更する
項目を選択した状態で Return を押すか、名前の部分をクリックします。
メニューから「名前の変更」を選ばなくてもすぐにリネームできます。

6. 作業中にファイル名を変更する
ウィンドウ上部のファイル名をクリックすると、ファイル名や保存先をいつでも指定できます。

7. 作業中にファイルの保存場所を変更する
作成したファイルを保存すると、ウィンドウの上部にアイコンが表示されるようになります。このアイコンを移動させるだけで、ファイルそのものの保存先を自由に変えることができます。

ここでは、Finderの「ミュージック」フォルダに保存しています。

8. ショートカットキーで使用言語を切り替える
メニューバーの「入力ソース」をクリックしなくても、ショートカットキー「 Control + Space 」で変更できます。

9. 複数のファイルを選択する
Shift + 選択
Shift キーを押しながら隣同士になっているものを ↑←↓→ で選ぶか、最後の項目をクリックすると連続して選択できます

Command + クリック
離れているものを同時に選択できます。

10. 作業しているアプリケーションを切り替える
Command + Tab

複数のアプリを同時に開いて作業しているときに Command キーと Tab キーを同時に押しますと、アプリを左から順番に切り替えることができます。
ちなみに右から順に切り替える場合は、Command + Shift + Tab を押します。
11. ファイルやフォルダを移動する
コピーではなく「カット&ペースト」(Windows の切り抜き)をしたい場合は、移動先をアクティブにした状態で
Command + Option + V
を押すと項目ごと移動できます。
12. Finder を再起動する
Finder が反応しなくなったときに、アイコンの上で「Option キーを押しながら右クリック」しますと、「再度開く」に切り替わりますので、クリックするとFinderを再起動できます。

13. メニューバーのアイコンを並べ替える
macOS Sierraからは、通知を除く全てのメニューバーのアイコンを並び替えることができるようになっています。
やり方はとっても簡単で、Command キーを押しながらクリックして移動させるだけです。

↓

この機能は、アイコンがメニューバーに表示されているときに使用できますので、表示しておきたい項目を「システム環境設定」で設定する必要があります。
「キーボード」「ネットワーク > Wi-Fi」「Time Machine」「省エネルギー」など、
「メニューバーに●●の状況を表示」にチェックを入れますと、アイコンが表示されます。
↓ アクセシビリティの場合

14. Spotlight を計算機代わりにする
検索機として大変優秀な Spotlight は、簡易計算機(四則演算)としても使えます。
Command + Space キーを押して Spotlight を起動し、検索窓に計算式を入力します。
乗算:✳︎
除算:/

15. スリープしてからパスワードを要求するまでの時間を「すぐに」に変更する
セキュリティ上いつでもパスワードを要求するようにしている方が多いと思いますが、スリープが開始されてからパスワードが必要になるまでの時間を設定できます。
Step 1
「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」をクリックします。

Step 2
「スリープとスクリーンセーバの解除にパスワードを要求」の「開始後」のプルダウンで時間を変更します。

最後に
いかがでしたでしょうか。この他にもMacの小技を当サイトでご紹介しておりますので、宜しければ是非ご参考になさってください。