
Macを使用していない時や、ご自身が不在のときなど、知らない間にMacを他人に勝手に使用されていないかどうか、その痕跡をたどる方法をご紹介します。
このような方法を検索された方は、おそらくMac を起動されたときに何らかの違和感を感じたことがあるか、もしくはただ心配になってしまっただけかもしれませんが、ログイン履歴や起動履歴の調べ方を知っておくと、気になったときにいつでも確認することが出来ますので大変便利です。
目次
ターミナルを使用する方法
Step 1 「ターミナル」を開く
ターミナルは主に以下の3つから開くことが出来ます。
❷ Finder
Spotlight から開く場合
Command + Space を押すか、メニューバーの虫メガネのアイコンをクリックします。
「ユーティリティ」と入力してフォルダを開き、「ターミナル」をダブルクリックします。

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Finder の「 ユーティリティ 」から開く場合
まず、メニューバーの「移動」から「ユーティリティ」を選択します。

続いて、「ユーティリティ」フォルダの中にある「ターミナル」をダブルクリックします。

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Launchpad の「 その他 」から開く場合
F4 キーを押して Launchpad を表示し、「その他」から「ターミナル」をダブルクリックします。

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Step 2 ターミナルにコマンドを入力する
ターミナルを開きましたら、

そのまま以下のいずれかのコマンドを入力し、Enter を押します。
コマンドは、調べる履歴の内容によって異なります。
- last :ログイン履歴と使用時間が表示されます。
- last reboot:Mac 起動または再起動した時刻が表示されます。
- last shutdown:Mac をシャットダウンした時刻が表示されます。
↓ last を入力した場合、このようにログイン履歴と使用時間が表示されます。
「still logged in」は、使用開始からログイン中であることを示しています。

コンソールを使用する方法
前述のように Spotlight に「コンソール」と入力するか、「ユーティリティ」のフォルダに格納されている「コンソール」をダブルクリックして開きます。

コンソールを開きますと、以下の画像のように左のメニューから稼働しているアプリケーションやシステムのログなどを確認することができます。

Mac に関するセキュリティの基本として、起動時またはスリープからの復帰時にパスワードを求めるようにし、そのパスワードを他人に教えないようにする、という方法がありますが、設定していない方はこれを機会にセキュリティを見直してみてください。