【新勝寺/千葉県成田市】真言宗智山派の大本山をたずねて

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©︎RIKA(成田山新勝寺の総門)

関東においてトップクラスの参拝者数を誇る寺院、成田山の新勝寺。

開山は 904年(天慶3年)と伝えられており、真言宗智山派の大本山のひとつに数えられます。

御本尊は不動明王で、身体健全、商売繁昌、学業成就、開運成就、厄難消除など、あらゆることにご利益があるといわれています。

成田はもともとこの新勝寺の門前町として発展したきたという経緯があり、江戸で人気だった歌舞伎役者、市川團十郎が成田不動に帰依して不動明王を題材にした芝居を打ったことや、江戸から成田が近かったこともあり(といっても当時は徒歩ですが)、人々の信仰を集めたのだそうです。

新勝寺の境内には、三重塔、釈迦堂、平和大塔、光明堂などの建物や御堂があり、その多くが文化財に登録されています。

境内マップ

▼ 新勝寺の「境内マップ」は、表参道の観光案内所や境内の案内所などでいただくことができます。

目次

仁王門

▼ 総門をくぐって階段をのぼりますと、仁王門があります。

▼ 階段の上から撮影したところです。急なので気をつけてください。

大本堂

堂々たる大本堂には不動明王が祀られています。こちらでは開山以来、毎日護摩祈祷が行われているのだそうです。

▼ ちなみにこちらの写真はこの日の夕方に撮影。

三重塔

国の重要文化財に指定されている三重塔は、1712年(正徳2年)に建立されました。

見上げると、精緻を極めた極彩色の彫刻に驚きます。

鐘楼

新勝寺の鐘楼は、光明堂と同じく 1701年(元禄14年)建立されたものだそうで、梵鐘の分野で人間国宝に認定されている香取正彦氏の鋳造によるものとのことです。

聖徳太子堂

聖徳太子堂は1992年に建立された比較的新しいもので、法隆寺の夢殿を思わせる佇まいです。

聖徳太子は仏教振興に尽力し、以下の七つの寺院を建立したと伝えられています。

  • 法隆寺(奈良県斑鳩町)
  • 法起寺(奈良県斑鳩町)
  • 中宮寺(奈良県斑鳩町)
  • 四天王寺(大阪市天王寺区)
  • 広隆寺(京都市右京区)
  • 橘寺(奈良県明日香村)
  • 葛木寺(奈良にあったといわれています)

釈迦堂

境内の西側には、1858年(安政5年)に建立された重要文化財の釈迦堂があり、こちらでは厄除けのお祓いを受けることができるそうです。

光明堂

大本堂の北側にあります光明堂では、大日如来、不動明王、愛染明王が泰安されています。中央の奥に見えるのが平和大塔です。

平和大塔

弘法大師空海が伝えた真言密教の世界観を表現したとされる平和大塔は、総高58メートルで、近くで見るとかなりの迫力で圧倒されます。

1階には写経道場があり、写経を体験することができます。
また、2階の明王殿には御本尊の不動明王、四大明王、昭和大曼荼羅、真言祖師行状図が泰安されています。

▼ 石段の下を見下ろしたところです。

成田山公園

東京ドームの約3.5倍という成田山公園には書道美術館や龍智の池などがあり、自然の景色を楽しみながら散策するととても気持ちが良いのでオススメです。

▼ 近くを流れるせせらぎの音が心地良いです。

▼ 書道美術館は、文字通り書道作品が展示されている美術館です。

雄飛の滝

穏やかな水音を奏でる「雄飛の滝」。穏やかに差し込む陽の光を見ていると、静かな山の渓谷にでも来たかのように錯覚します。

夜の新勝寺周辺

▼ 夕食後に再び境内を訪れましたが、少し怖い感じがしました。

▼ 表参道はちょっと幻想的な雰囲気があって素敵です。

最後に

成田山新勝寺は、既に超がつくほど有名ではありますが、お参りはもちろんのこと、四季折々の景色を楽しめる成田山公園を散策したり、近くの参道で美味しいものを食べたりと、皆様それぞれの成田参詣を楽しんでくださいませ。

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