![成田の川豊のうな重](https://rika-museum.com/wp-content/uploads/IMG_9461.jpg)
日本でも屈指の参拝者数を誇る 成田山新勝寺 周辺の参道は、美味しそうな飲食店や縁起物のお土産屋さんなどが軒を連ねる観光スポットとして知られており、また成田空港からも近いため、国内のみならず海外の方々からも大変人があります。
また都心からも2時間弱で行ける距離ですので、ちょっとした日帰り旅行気分を楽しむことができます。
今回の記事では、私がお邪魔したお店を数軒ご紹介してまいります。
目次
うなぎ「川豊」
成田周辺では昔から川魚がよく食べられていたそうで、江戸時代に入ると「成田参詣」といわれるように成田山新勝寺に多くの人々が訪れ、長旅の疲れを癒してもらおうとうなぎが供されるようになったのだとか。
その名残で新勝寺周辺にはうなぎ屋さんが多いのですね。
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こちらは明治43(1910)年創業の老舗うなぎ専門店、「川豊」さんです。
木のぬくもりを感じさせる風情ある佇まいの家屋からは、香ばしい鰻の香りが漂っており、手際よくうなぎを捌く職人さんに目が釘付けになります。
掘りごたつか2階の畳席を選ぶことができましたので、私は畳席にしました。
靴を脱いで袋に入れて、階段を上がります。
▼ テーブルには英語のメニューがありました。
うなぎはビタミンが豊富なスタミナ食とされ、疲労回復に効果があるといわれています。
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▼ 蓋を開けた瞬間、ツヤツヤで眩しいうな重に思わず頬が緩みます。
![成田の川豊のうな重](https://rika-museum.com/wp-content/uploads/IMG_9461.jpg)
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▼ 身はふっくらと柔らかく、秘伝のタレは上品な甘さでとても美味しいです。
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▼ ティガーも食べたいのかい?(笑)
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▼ 肝吸いをいただきながら。
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▼「お腹いっぱい」だそうです。ごちそうさまでした!
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ぱん茶屋
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続いてはコッペパンやうなぎパンで有名なカフェ、「ぱん茶屋」さんです。
入り口の天狗の顔が目を引きます。
11時から14時まではお得なランチセットがあると聞きまして、実はこれ目当てでやって来ました(笑)
こちらのランチは、おまかせのパン4種に、サラダ、スープ、シュークリームがついています。
▼ 左から、お野菜のキッシュ、バジルとトマトとチーズのホットサンド、カマンベールチーズがのったフランスパンのトースト、かぼちゃのペーストを練り込んでいるという食パンでつくったたまごとハムのサンドウィッチです。
見た目も鮮やかで可愛らしいですね♪
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プルプル食感の温かいキッシュはもちろんのこと、どのパンもとても美味しく、あっさりとしたコンソメスープで食が進みます。
店内でも販売されているかぼちゃの食パンはお子様にも人気だそうで、ほのかにかぼちゃの甘さと香りが感じられます。
デザートのシュークリームは、サックリとした生地に甘さ控えめのクリームがたっぷりで、ちょっとした手土産にも喜ばれそうだなぁと思いました。
▼ ごちそうさまでした!
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珈琲 チルチル
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新勝寺の総門の前を東へ少しだけ通り過ぎたところに、レトロな喫茶店を発見!
純喫茶好きとしては入らずにはいられません。
▼ そして大好きなクリームソーダを。
運ばれてきたのは、食品サンプルと見紛うくらいの完璧な美しさでした。
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▼ 昭和レトロ感満載の店内。まるで時間の流れが止まっているかのように感じられます。
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三芳家(みよしや)
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お次は、甘味処「三芳家」さんです。
こぢんまりとした日本庭園風の造りになっており、散策中にちょっとひと休みしたいときにオススメです。
参道の坂道の途中、お清め石鹸「さぼんさま」さんと、「なごみの米屋」さんの間に細い道がありまして、その奥にお店があります。
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▼ 座った席から、入ってきた道に向かって撮ったところです。
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▼「さくらあんみつ」をいただきました。ほうじ茶がセットになっています。
ほうじ茶大好きなので、嬉しいです♪
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▼ さくらあん、こしあん、アイスクリーム、白玉、求肥、イチゴやブルーベリーがのったあんみつです。
香り豊かなあんこと、甘酸っぱいフルーツでさっぱりといただけます。
シロップのおかげで、自分好みの甘さに調節できますね。
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▼ 店員さんが、時間差でほうじ茶のお代わりのポットを持ってきて下さるという有難い心遣い。
添えられていた小皿にはあられせんべいがのっていたのですが、食べてしまいましたので写っていません。
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▼ ごちそうさまでした!
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三芳家さんの公式サイト
https://miyoshiya-narita.com/
胡桃下茶寮
続いては、種類豊富なお土産を扱う「田中屋本店」さんに併設されているカフェ「胡桃下茶寮」さんにてスパイスカレーをいただくことにしました。
※ 曜日によってカフェメニューのみだったり、カレーの提供時間が異なったりするようです。
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▼ 店内には、ミュシャやロートレックの絵画が飾られていました。
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メニューの中から、「カレー2種セット」のバターチキンとサバキーマ(カレーは、レギュラーメニューと限定メニューから選べます)にチーズをトッピング、そしてマンゴーラッシーを注文しました。
サバキーマには、お好みでレモンを絞ったりパクチーをかけると美味しいとのことで添えてくださいました。
レモンもパクチーも好きなので、少しずつ味を変えられるのが良かったです♪
ちなみにこのサバキーマにはたけのこも入っていましたので、シャキシャキの食感も楽しめました。
▼ 嬉しいことに副菜も充実していまして、パパド(豆粉の薄焼きせんべい)の手前にちょこんとのったさつまいものペーストや、お野菜のアチャール(インド風のお漬物)など、最後まで飽きることなく美味しくいただけました。
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▼ ごちそうさまでした!
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最後に
![成田山新勝寺へ続く表参道](https://rika-museum.com/wp-content/uploads/IMG_9647.jpg)
まだまだ名店の多い成田山周辺ですが、休日にひと足のばして、昔の面影を色濃く残す街並みを眺めながら、美味しいうなぎに舌鼓を打つ、というのはいかがでしょうか。
皆様の小旅行がお不動さまに見守られ、充実したものになることを願っております。