【須佐神社/出雲市】日本神話の英雄、スサノオノミコトに会いに/後編

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島根県出雲市にある須佐神社の写真
©︎RIKA(島根県出雲市/須佐神社にて)

須佐神社 前編 に続き、今回は須佐神社の他に訪れた場所、露天風呂やお食事処、旅館などを綴ってまいります。

▼ 須佐神社の前の道を挟んだ向かいには、スサノオノミコトの姉「天照大神」が御祭神の「天照社」があります。

▼ 参拝を終えて、再び「須佐川」を渡ります。

「ゆかり館」さんの露天風呂

▼ 須佐神社のすぐそばにある旅館「ゆかり館」さんで日帰り入浴をさせていただきました。

この辺一帯は「須佐温泉」と呼ばれていまして、「19種類ある温泉法の基準のうち5種類を規定以上に含む、全国的に見ても大変珍しい天然温泉」なのだそうです。

「ゆかり館」さんの日帰り入浴は「1日入浴券」になっているため、一旦外に出てもまた入ることができます。

ちょうどこの時少しずつ雪が降ってきたところでしたので、雪の寒さの中で浸かる露天風呂は本当に気持ち良かったです。
頭より上が寒くてのぼせないので、このまま2時間映画でも観ながらゆっくり浸かっていたい気がしました。

▼ 温泉の休憩スペースです。アイスクリームやジュースも販売されていました。

▼ 露天風呂です。

画像引用元:露天風呂/ゆかり館さんのHPより(島根県出雲市)

「ゆかり館」さんのホームページ
https://yukarikan.jp

「味処すさのお」さんのお蕎麦

▼ 「ゆかり館」さんのすぐそばにあります「味処すさのお」さんでお食事をすることにしました。

▼ お品書きです。三宝そばも食べたかったのですが、外が寒いので私は名物の「きじそば」に海老の天ぷらをトッピングしていただきました。

▼ キジのお肉と山菜がたくさん入っていて、熱々でとても美味しかったです。

▼ 「味処すさのお」さんのお隣りには「スサノオ資料館」があります。お時間のある方は是非のぞいてみてください。(※ 内部は撮影禁止ですのでご注意を)

資料館の見学後、予め電話しておいた「スサノオタクシー」さんに迎えに来ていただき、来たときと同じバス停から出雲市駅前へ帰ることにしました。

山道の途中で、バスの中から「露天風呂」の木製の看板が一瞬見えたような気がしたのですが、「あれは営業しているのだろうか. . . 」と気になりつつ、もし降りて営業していなかったら、次のバスを待つにしてもタクシーを呼ぶにしても寒すぎるので、冒険はせずにおとなしく出雲市駅前まで乗って行きました。

出雲の割子そば

「味処すさのお」さんでは温かいお蕎麦をいただきましたが、出雲に来たのだからやはり割子そばを食べておこうと思い、出雲市駅から少し歩いたところにあります「羽根屋 本店」さんにお邪魔しました。

▼ お店のテーブルにあった、割子そばの食べ方。

▼ 三段の割子そばと、揚げたての天ぷらです♪

▼ お好みで薬味をのせて、おつゆをかけていただきます。
「サクサクの天ぷら →  お蕎麦 → サクサクの天ぷら → 次の段 . . . 」
と、美味しさのループが続きます。

立久恵峡温泉

そして翌日。帰りの飛行機は今日のお昼過ぎの予定。

出雲空港行きのバスを待つ間、出雲市駅構内の観光案内所の貼り紙やパンフレットを見ていると、どうやら昨日バスの中から見かけたあの露天風呂の看板は「立久恵峡温泉」という温泉であることが分かりました。

昨夜は立久恵峡温泉の旅館に泊まりたかったなぁと思っていたところ、何と雪の影響で飛行機が欠航となり、明日の好きな時間の便に変更することが出来たのです♪

急いで立久恵峡温泉の旅館「御所覧場」さんにお電話をし、今夜のお部屋を予約することができました。

▼ そして再び出雲市駅前から佐田町須佐行きのバスに乗り、「立久恵峡」で下車しました。

この「御所覧場」さんという旅館は、山道の上りと下りの道路の間に建っていまして、露天風呂が面している立派な渓谷が見られるのは上り側なので、出雲市駅行きのバスからでしか気がつかなかったことが分かりました。

▼ 案内していただいたお部屋です。(電気を消して撮影)

▼ お茶菓子の最中をいただきました。

▼ 窓からは渓谷が見渡せます。神戸川にかかる吊り橋には、ぎっしりと雪が積もっていました。

▼ お部屋に荷物を置いて、すぐに露天風呂に向かいました。昨日バスの中から見えたのはこの看板です。

. . . 入り口までかなりの雪が積もっているので、先客はまだいないようです。

▼ 長靴をお借りしているので、何とか女湯へ続く階段を下りることができました。
突き当たりには貸し切り風呂のドアがありましたので、あとで鍵をお借りすることにします。

▼ 温泉に浸かる瞬間までの極寒こそが、露天風呂の醍醐味です。(※ 心臓の弱い方は、寒い気温の中で露天風呂に入る際にはくれぐれもご注意ください)

▼ 雪の中の温泉は格別です。(足が不気味ですみません?)

▼ 温泉に浸かっている間に背後で音が聞こえてきたのですが、どうやら従業員の方が階段の雪かきをしてくださっていました。
. . . 私が入るのが早過ぎたようですね(笑)。

▼ ゆっくり露天風呂で身体を温めたあと、一旦戻ってフロントで貸し切り風呂の鍵をお借りしました。
「おしどりの湯」という名前だそうです。

▼ 「おしどりの湯」の窓からの眺めです。春から秋にかけては、吊り橋を渡って立久恵峡全体を散策できるそうです。

▼ そして夜も更けて、夕食にお刺身をいただきました。おかわりのご飯も(笑)。

▼ 美味しい夕食のあとはお部屋で観るDVDを物色します。
クリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」があったのですが、オーナーさんのご趣味なのでしょうか、きっと気が合いそうです(笑)。

▼ 我らが ベン・スティラー主演および監督の「LIFE!」を観ることにしました。

翌朝

せっかくなので、チェックアウトの前にもう一度露天風呂に浸かりに行きました。

▼ 渓谷が少しずつ明るく照らされていく様子が神々しく見えます。

▼ 誰もいないのをいいことに、やや背伸びをして撮影しました。

再び出雲縁結び空港へ

前日に乗る予定だった便が雪の影響で欠航となった際に、私は翌日の夕方4時台の便に変更したのですが、これが大正解。
それまでの便はまた雪で欠航となっていたようですが、私の乗る便からはすっかり雪が止み、やっと飛ぶことができたのです♪

最後に

パワースポット「須佐神社」を訪れ、スサノオノミコトの御霊を拝むことができました。
あとになって、一見アクシンデントに思えた悪い天候も、帰りの便のタイミングも、本当に全てがスムーズにいく旅行だったと思います。きっとこれはスサノオノミコト様の計らいだったのでしょうか。

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