
MacBook や iPhone などを使っているとき、どうしても気になるのがバッテリーの残量。
モバイルバッテリーを持ち歩いていればとりあえず安心ではあるものの、少しでも本体の駆動時間を伸ばして作業したいですよね。
残量もさることながら、バッテリーは消耗品なので出来る限り劣化を遅らせて長持ちさせたいもの。
今回は、バッテリーの稼働効率を最大限にUPさせる方法をご紹介していきますので、定期的にチェックしてみてください。
目次
- ソフトウェアを最新の状態にする
- 周囲の温度環境に注意する
- バッテリーの状態を確認する
- ディスプレイの輝度を下げる
- 「省エネルギー」の設定を見直す
- バッテリーを消費しているアプリを確認する
- 使わないときはWi-Fiをオフにする
- バックライトキーボードを無効にする
- 作業中、使っていないアプリケーションはオフにする
- 使用していない外部機器、周辺機器の接続を解除する
- MacBookを使ってデバイスを充電するときは、電源アダプタに繋ぐ
- 充放電回数を確認する
- 長期保管するときは、完全放電または100%充電をしない
✔️ ソフトウェアを最新の状態にする
ソフトウェアの最新のアップデートには、節電の先進技術が導入されている場合があります。
Apple Store のアイコンを随時チェックして、常に最新の状態にするようにしましょう。
✔️ 周囲の温度環境に注意する
Apple 製のデバイスは、16℃〜22℃の間で最適に動作するように設計されており、特に35℃以上の環境にデバイスをさらさないように注意してください。
また、周辺温度の高い状態で Apple 機器を充電をしたりしないようにしましょう。
✔️ バッテリーの状態を確認する
メニューバーのバッテリーアイコンを、Command キーを押しながらクリックすると、「状態」を確認できます。「正常」であればひとまず大丈夫です。

✔️ ディスプレイの輝度を下げる
ディスプレイの「輝度」を下げることによって消費電力を抑えることができます。
輝度のファンクションキー(F1, F2 /太陽のようなマーク)を押すか、システムから手動で調節します。
Step 1
「システム環境設定」から「ディスプレイ」をクリックします。

Step 2
「輝度を自動調節」のチェックを外し、スライダーで輝度を調節します。グラフィックや映像編集など、色が大切な作業以外であれば、やや暗めに設定するのがオススメです。

✔️「省エネルギー」の設定を見直す
「システム環境設定」の「省エネルギー」をクリックします。

「バッテリー」と「電源アダプタ」の各設定ができます。
「Power Nap」とは「仮眠」を意味し、スリープ中も新着メールやその他のアプリを定期的に確認します。


✔️ バッテリーを消費しているアプリを確認する
メニューバーのバッテリーアイコンをクリックすると、エネルギーを著しく消費しているアプリケーションが分かります。
この場合、Safari がその状態であることを意味しています。

✔️ 使わないときはWi-Fiをオフにする
使っていない時でも、Wi-Fi がオンになっていると電力を消耗します。
メニューバーの Wi-Fi アイコンをクリックして Wi-Fiを切るか、システム環境設定の「ネットワーク」から Wi-Fi を切ります。
✔️ バックライトキーボードを調節する
明るい場所で作業している場合、かすかにバックライトキーボードが点いていても気づかないことがありますので、周囲の環境光が十分なレベルであれば、ファンクションキー(F5)を押してバックライトキーボードをオフにしましょう。
または、「システム環境設定」の「キーボード」の「環境光が暗い場合にキーボードの輝度を調整」をオフにし、手動でのみ調節するようにしても良いでしょう。

✔️ 作業中、使っていないアプリケーションをオフにする
バッテリーの消費を少しでも抑えるには、作業しているアプリケーションだけを稼働させるようにすることです。
Dock のアイコンを右クリックして終了する
Dock において、起動しているアプリケーションはアイコンの下に黒丸が付いていますので、右クリック(または長押し)して「終了」をクリックします。

アクティビティモニタを使用してアプリを終了する

アプリケーション > ユーティリティ > アクティビティモニタ を起動し、「エネルギー」をクリックすると、エネルギーを消費しているアプリケーションを確認することができます。
アプリケーションを選択した状態で左上の「×」をクリックして終了します。

✔️ 使用していない外部機器、周辺機器の接続を解除する
光学式ドライブ、USBメモリ、SDカードなど、使用していない場合は取り外すようにしましょう。
接続しているだけでも電力を消費してしまいます。
✔️ MacBookを使ってデバイスを充電するときは、電源アダプタに繋ぐ
MacBook のUSB接続でデバイスを充電するときは、MacBook が電源に繋がっていることを確認してください。
これは MacBook の電力が通常よりも速く消費されてしまうのを防ぐためです。
✔️ 充放電回数を確認する
充放電回数を把握しておくと、バッテリー交換のタイミングの目安が分かります。
ご使用中の Mac のモデルによって充電上限回数が異なりますので、Apple 公式サイトで確認してみてください。Mac ノートブックのバッテリーの充放電回数を調べる
Option キーを押しながら メニューをクリックし、「システム情報」を選択します。
「ハードウェア」の下のほうの「電源」クリックしますと、「状態情報」で回数を確認できます。

✔️ 長期保管するときは、完全放電または100%充電をしない
Apple 製のデバイスを長期間使用せずに保管するときは、以下の点に注意してください。
✔️ バッテリーを完全に使い切らない
✔️ 100%充電をしない
✔️ 32℃以下で湿気の少ない涼しい場所に保管する
✔️ 3 〜 6 ヶ月ごとに純正アダプタを使用して50%くらいまで充電する
最後に
バッテリーの消費に気を配ることは、あなたの可愛い Mac の負担を少しでも軽くするということです。
Apple 製品のバッテリーの技術は日々進化しており、過充電を防ぐ仕様になっていますが、それでも自分で出来ることは定期的にチェックするようにしましょう。
素敵な Macライフを!