
ドイツが生んだ偉大な作曲家の一人、メンデルスゾーン。特に「夏の夜の夢」や「結婚行進曲」などが大変有名で、幼い頃からその才能を開花させていたといいます。
ライプツィヒにあるメンデルスゾーン・ハウスは、晩年に彼が家族と一緒に暮らしていた住居が博物館として公開されており、工夫を凝らした展示を楽しむことができます。

Jakob Ludwig Felix Mendelssohn(1809 – 1847)
ヤコブ・ルートヴィヒ・フェリックス・メンデルスゾーン
1809年、ドイツのハンブルクにて、裕福な銀行家の家庭に生まれ、7歳頃からヴァイオリンとピアノを習い始めます。
12歳のときに、あのゲーテに「モーツァルトを超える神童」と唸らせ、15歳で『交響曲第1番』、そして16歳の時に代表作『弦楽8重奏曲』を発表。
1843年、ライプツィヒ音楽院(現・ライプツィヒ音楽・演劇大学)を設立し、初代校長として音楽教育に尽力しました。
1847年、38歳のときに、イギリスを訪れていた際に姉ファニーの訃報に接し、悲しみのあまり神経障害を発症。一時回復したものの、11月3日にライプツィヒにて亡くなりました。
メンデルスゾーンハウスへの行き方
ライプツィヒ中央駅から、Augustplatz アウグストプラッツを南へ進み、Goldschmidtstraße ゴルトシュミット通りを左に進みますと、世界唯一のメンデルスゾーンハウスがあります。
Goldschmidtstraße 12, 04103 Leipzig
メンデルスゾーンハウスへ潜入
建物はかなり立派で、メンデルスゾーンの肖像ののぼりが目立ちます。


日本人のファンが多く訪れることもあって、日本語のオーディオガイドも用意されていました。ペンのような端末の先を、各展示の番号に当てると再生される仕組みです。
ただ、展示されているドイツ語には英語も併記されていますので、ある程度ドイツ語や英語の素養がある方であれば、オーディオガイドを借りる必要はないでしょう。
▼ 1階(ドイツ表記では地階)の奥には、メンデルスゾーンの名曲を好きなだけ視聴できるお部屋があります。

▼ 自ら指揮棒を振って、オーケストラを指揮する擬似体験ができるコーナーがあります。

▼ 演奏したい譜面を画面上から選びますと、各楽器の総譜が表示され、演奏が開始されます。

備え付けの指揮棒を振りますと、それに合わせて曲のテンポが変化するのですが、それっぽく振るだけでも指揮者になったような気分を味わえますよ。
▼ こういう階段のある家に住みたいです。

▼ 2階(ドイツ表記では1階)には、メンデルスゾーンの肖像画がありました。


▼ メンデルスゾーンが作曲していたお部屋です。ここから数々の名曲が生み出されたのですね。

▼ 家具などは、当時の生活の様子を想起しやすいようにレイアウトされているようですが、その多くは実際に使われていたものなのだとか。


▼ メンデルスゾーンと、彼の妻セシルの等身大の像。

▼ 衣装を着て、自動で記念撮影ができるコーナー。私は撮りませんでしたが、あとになって後悔しております。また来よう。。。


▼ メンデルスゾーンが描いた水彩画が掛けられています。音楽だけでなく絵画の腕前も一流とか、まさに才能の塊でいらっしゃいます。。。

▼ 現代のように気軽に写真を撮ることができない時代、彼はヨーロッパ各地を旅行した際の風景を描き残していたようですね。

▼ メンデルスゾーンのデスマスク

▼ 3階(ドイツ表記では2階)には、メンデルスゾーンの姉、ファニーに関する展示がありました。彼女も作曲家として優れた才能をもっていましたが、当時は女性が音楽家として活躍することがあまり一般的ではなかったこともあり、ファニーの楽曲のうちのいくつかは、弟名義の作品として発表されたこともあるそうで、モーツァルトの姉ナンネルにもこのような話を聞いたことがあります。

ミュージアムショップ
地上階の(日本の1階)受付の隣りには、ピアノスコアや雑貨、CDなどの記念グッズを販売するコーナーがあります。日本語の書籍もあり、メンデルスゾーンが日本人に愛されていることが窺えます。


