【マールブルク城】丘の上から街を見守る方伯城 – ドイツ

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ドイツ・メルヘン街道に位置するマールブルクは「階段の街」「丘の街」とも称されるほど、高低差のある斜面に市街地が広がっており、その上にこの街のシンボルでもあるLandgrafenschloss 方伯城(マールブルク城)が堂々と聳え立っています。

かつてこの地を統治していたヘッセン方伯が居城としていた場所で、「方伯」は神聖ローマ帝国時代に貴族に与えられた称号で、Land(土地・領土)とGraf(伯爵)を意味し、公爵に匹敵するほどの権力をもっていたそうで、その上には国王と皇帝しかいません。

城内は Universitätmuseum für Kulturgeschichte 大学文化史博物館になっておりまして、有料で見学することができます。

方伯城への行き方

マールブルク駅やマルクト広場から「Schloss」行きのバスに乗るのもお勧めですが、この坂の街をのんびりと歩きながらお城へ向かうのも良いでしょう。

▼ 街の中心部から見えるマールブルク城

マルクト広場から Schloss(城)の標示を目印にして階段を上って行きますと、Lutherische Pfarrkirche St. Marien ルーテル教会があります。

▼ ルーテル教会を通り過ぎてさらに階段を上へ行きますと、シンデレラのガラスの靴(色は赤ですが)のオブジェが見えます。

▼ お城の全体像の模型がありました。

▼ 博物館の入り口です。

▼ さまざまな鉱石やお城に関する歴史のほか、いくつかのお部屋を見学することができます。説明書きはドイツ語のみでした。

▼ 館内の床にはところどころガラス張りになっている箇所があり、現在のお城は増改築後の姿のため、昔の壁の一部を上から観察することができるようになっていました。珍しい展示方法で興味深いです。

▼ 2階(ドイツ表記では1階)には壁画が印象的な小さな礼拝堂があります。

▼ August Noack アウグスト・ノアック(1822-1905)作の絵画で、1529年に開かれた「マールブルク会談(Marburger Religionsgespräch)」の様子です。ドイツの宗教改革者 Martin Luther マルティン・ルター(1483-1546)と、スイスの宗教改革者 Huldrych Zwingli ウルリヒ・ツヴィングリ(1484-1531)が、聖餐(せいさん)に関する教理の違いを解決するために会談したときの瞬間が描かれています。

▼ Fürstensaal(君主の間)は、ドイツで最も美しいゴシック様式の大広間の一つに数えられるのだそうです。

▼お城の前のテラスのような場所から、マールブルクの街を一望できます。

▼ お城の北西側にある塔は「魔女の塔」と呼ばれておりまして、16世紀から18世紀の初め頃にかけて、100人にも及ぶ女性が「魔女」の疑いをかけられて閉じ込められたそうです。

以上、マールブルク方伯城の見学レポートでした。RPGに出てきそうな古城の雰囲気があって、個人的にはかなりお勧めです。

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