【クヴェトリンブルク】街そのものが世界遺産!? – ドイツ屈指の美しい木組みの家々

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「ドイツ発祥の地」とも呼ばれ、ハルツ地方でも屈指の観光名所のひとつ、クヴェトリンブルク。

幸いにも第二次世界大戦の影響をほぼ受けることがなかったこの町は、中世の姿が非常に良い状態で保たれており、旧市街と聖セルヴァティウス教会は1994年に世界遺産に登録されています。

人口およそ2万4000人ほどの小さな町ですが、まるで絵本の中にいるかのような、古い木組みの家がひしめき合うその姿は、本当にため息が出るほどの美しさ。ひとつひとつの家に、数百年の歴史が刻まれているのです。

「ドイツ人が最も行きたい町」の1位に選ばれたこともあるそうで、ベルリンから電車で約3時間、フランクフルトからは約5時間ほどと若干アクセスしづらいものの、一度は訪れる価値があると断言できます。

クヴェトリンブルク駅へのアクセス

ベルリンからの場合、RE快速に乗ってマクデブルクで乗り換える方法が一般的かと思いますが、私はクヴェトリンブルクを訪れる前に ハレ(ザーレ)に滞在しておりましたので、バスで Aschersleben アッシャースレーベン駅まで行き、RE快速でクヴェトリンブルクまで来ました。

▼ クヴェトリンブルク駅

▼ 駅のすぐそばにある Snack Factory というお店で、Jäger Snitzel イェーガーシュニッツェルをいただきました。ボリューム満点で美味しかったです。

クヴェトリンブルクの町をてくてく

歩いていると、まるで中世にタイムトラベルしたかのような感覚になります。

▼ Pöltenstraße ペルケン通りから見える St. Nicholas Church ニコラス教会。

▼ マルクト広場には、レストランやカフェ、ホテルが立ち並んでいます。

▼ 夜のマルクト広場は、昼間とはまた違った雰囲気を味わうことができます。

▼ 重厚な佇まいの市庁舎は、15世紀半ばに建てられ、1616年に後期ルネサンス様式で改築されたそうです。

▼ 市庁舎左手のマルクト通りからは、市内観光のバスが出ています。

▼ 木組みの家々の装飾の美しさにため息が出てしまいます。

▼ 丘の上に、聖セルヴァティウス教会が見えます。

Ständerbau 木組みの家博物館

マルクト広場から Word ヴォートという通りに入った先に、Ständerbau という木組みの家博物館があります。Ständerbau とは木造建築様式のひとつで、土台から屋根まで一本の柱が通っている建て方です。

1968年まで実際に人が住んでいたそうですが、のちに改装されて1976年に博物館として開館しました。

ちなみに、ドイツでよく見られる木組みの家の建築方法は Stockwerkbau または Rähmbau と呼ばれ、柱は階ごとに切れており、予算の都合で広い土地に建てることができない場合でも、Erdgeshoss(ドイツでは地面階の意で、日本の1階にあたる)の面積を節約し、上階がせり出している造りにすることでスペースを確保していたそうです。

聖べネディクティ教会

マルクト通りに建つ聖ベネディクティ教会は、10世紀頃には既に存在していたそうで、15世紀の終わり頃に後期ゴシック様式で建て直されています。

内部はバロック期に手が加えられたため、各時代の様式が混在しています。

St. Blasius Cultural Church 聖ブラジウス文化教会

マルクト広場から Blasistraße ブラシィ通りを少し進んだところに、聖ブラジウス教会があります。

▼ 内装がとても独特ですね。

Höllenhof ヘレンホフ

1215年に建てられたという、クヴェトリンブルク最古の石造りの家の壁には、ワイングラスを持ったカラスのオブジェがあります。

これには大変ロマンティックな逸話がございまして、ある仕立て屋さんの窓から貴重な指輪を盗んだカラスが、一人の美しい女性の前にその指輪を落としました。そのことがきっかけで、女性と仕立て屋さん出会い、お二人は結婚に至ったのだそうです❤️

▼ 駅の目の前にある公園、Aulnoye-Aymeries-Platz アウルノイエ=アイメリース=プラッツ です。

▼ クヴェトリンブルクに来たら、名店でチーズケーキをいただきましょう。

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