【仕事仲間】は英語で何て言う? ー coworker・colleague・work friend・workmate の違い

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英語で「職場の仲間」「仕事仲間」「同僚」は何と言えばいいのでしょうか。

おそらく多くの場合、colleaguecoworker などが思い浮かぶかと思いますが、職場の同僚を表す単語はいろいろあります。

今回は、仕事仲間についての様々な英語表現を、例文とともにご紹介していきます。

ご興味のある方は、当サイトで 英語クイズ(5000問) を出題しておりますので是非ご覧ください。

目次

「同僚」を表す単語は無理して使わなくて良い

「仕事仲間」は colleaguecoworker のほか、比較的親しい場合は work friend などの言い方もあります。

欧米では日本ほど上下関係がないため、「職場の先輩が」とか「うちの後輩が」という言い方ではなく、例えばその人の名前とともに「一緒に働いている ●●さん が」で十分なので、

自分と同等の立場であれば

They’re my friends from work.
(彼らは仕事仲間です。)

The people with whom I work are all very friendly.
The people who I work with are all very friendly.
(私の仕事仲間は皆フレンドリーです。 ※ 文法的に正しいのは whom ですが、口語ではほとんど使われません)

などと言うこともできます。

特に会話の中では、最初に仕事仲間であることを伝えた場合は、あとはその人の名前を使うのが普通です。

friend from work

I went out to dinner with my friends from work last night.
(昨夜は職場仲間と夕食に出かけた。)

Jack is a friend from work you just haven’t met yet.
(ジャックはあなたがまだ会ったことのない職場の同僚なの。)

Do you remember Daniel, the guy from work I told you about earlier? He’s been transferred to New York.
(私が以前話した、同僚のダニエルって覚えてる? 彼はニューヨークに転勤になったの。)

work friend

He asked a work friend to help her copy the meeting materials.
(彼は同僚に会議資料のコピーを手伝ってくれるように頼んだ。)

She’s only a work friend, and I don’t feel anything romantic for her.
(彼女はただの仕事仲間で、僕は彼女に恋愛感情はないよ。)

POINT

・meeting materials または materials for the meeting:会議資料

workmate

workmate は主にイギリス英語で使われるカジュアルな表現です。

I dreamt about my workmate‘s boyfriend.
(職場の同僚の彼氏が夢に出てきた。)

His behavior made a very bad impression on his workmates.
(彼の行動は職場の同僚たちに悪い印象を与えた。)

POINT

・behavior:振る舞い、行動
・impression:印象、感銘、感動

coworker と colleague の違い

coworkerco-worker)と colleague はいずれも「一緒に仕事をしている人」という意味で、ほぼ同じように使うことができますが、ややニュアンスが異なります。

coworker は「毎日職場で見かける、あるいは話したりする人」というニュアンスがあり、colleague は、「同等のスキルを持った人」「同じ専門職の人」という意味で、「職場は違うけれど同じレベルにいる人」にも使うことができます。

例えば、同じ経理課で働く同僚は colleague ですが、受付の女性は coworker ということになります。

「以前は同じ支社で働いていたけれど、今は別の支社に異動になった」という場合も、会社は同じですから coworker ということになりますが、「会社は違うけれど同じ技術職の人」であれば colleague といえます。

ただし、そこまで厳密に使い分けなくても通じますので、好きなほうを使って大丈夫です。

coworker・co-worker

His coworker pulled the rug out from under him.
(彼は同僚に裏切られた。)

He became an object of ridicule among his coworkers.
(彼は同僚たちの間で物笑の種になった。)

I’m going out drinking with my boss and some coworkers tonight.
(今夜は上司と同僚数人と飲みに行く予定なんだ。)

POINT

・pull the rug (out) from under A:A の頼りにしているものを急に取り上げる、足をすくう
・object of ridicule:物笑いの種、笑い者
・go out drinking:飲みに行く

colleague

He was jealous of his colleague’s promotion.
(彼は同僚の昇進に嫉妬した。)

She has a good working relationship with her colleagues.
(彼女は同僚たちと良好な仕事関係を築いています。)

His colleague was transferred to an overseas branch.
(彼の同僚は海外の支店に転勤になった。)

POINT

・be jealous of:〜に嫉妬する
・transfer:❶転勤させる、移転させる ❷(情報・音楽などを) 移す、コピーする
・branch:【名詞】❶木の枝 ❷支店、支社 ❸(学問などの) 分野 /【自動詞】枝分かれする、分岐する

associate

associate は、「共同で事業を行う人」という意味のフォーマルな語で、共通の利益や目的などを持った「仕事上のパートナー」というニュアンスです。

同じ会社で働いているとは限らず、提携を結んでいる場合にも使う事ができます。

He was my business associate.
(彼は私と一緒に事業をしていた。)

Tom and Paul are close friends and business associates.
(トムとポールは親しい友人であり、仕事仲間でもある。)


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