
Macの定期メンテナンスの定番、「ディスクユーティリティ」という機能を使って、ディスクエラーの検証、診断および修復をする方法をご紹介していきます。
「これが何なのかよく分からないけれど、たまにやった方がいいらしい」という程度の認識で大丈夫です。
頻度としては、1〜2ヶ月に一度くらいのペースで行うのが良いでしょう。
ディスクユーティリティを起動する

主に、以下の3つの方法で起動できます。
・Launchpad > その他 > ディスクユーティリティ
・Finder > アプリケーション > ユーティリティ > ディスクユーティリティ
・Spotlight で 「disk utility」 と入力する(途中から候補で出てきます)

ディスクユーティリティのインターフェース
起動すると、以下のような画面が表示されます。

チェックするボリュームを選択する

左上の「表示」から「すべてのデバイスを表示」を選択します。
起動ボリューム(Macintosh HD)をチェックする場合は、データボリューム(Macintosh HD – Data)も必ずチェックするようにしてください。
「First Aid」をクリックする

実行 → 続けるをクリックする


First Aid が終わるまで待つ
数分で済む場合もあれば、数時間かかる場合もあります。
「詳細を表示」をクリックしますと、実行の状況を確認できます。

問題がなければ、検証終了
「The volume ●●● appears to be OK. 」と表示されれば、「ボリューム●●●は問題ないようです。」の意味です。
エラーが無ければ、「ファイルシステム検査の終了コードは0です。」と表示されます。
「完了」を押して、First Aid を終了します。

エラーが報告された場合
赤字でエラーが表示された場合は、以下のことを試してみてください。
最後に
現在の macOS では(El Capitan以降)、ディスクユーティリティでアクセス権を検証したり修復したりする必要はなくなりましたので、自動的に保護されるようになっています。