【ヴェルニゲローデ】ブロッケン山の魔女伝説をたずねて – ドイツ

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©️RIKA / ドイツ・ヴェルニゲローデの市庁舎前にて

ハルツ地方の中で、最も中世当時の家並みが残っている町のひとつ「ヴェルニゲローデ」は、中央ドイツ北部にあるハルツ山地の最高峰であり、魔女伝説が残るブロッケン山の麓に位置しています。

ちなみに、見る人の影の周りに虹に似た光の輪が現れる「ブロッケン現象」は、このブロッケン山でよく観測されるところからこの名がついているそうです。

ヴェルニゲローデは、ドイツ東西分断時代は旧東ドイツの国境近くに位置していたため、厳重に警備され自由に行き来することのできない「封鎖地域」の一部でしたが、東西再統一後に整備が進み、近郊のゴスラーやクヴェトリンブルクなどの世界遺産の街とともに、ハルツ地方屈指の人気の観光地となっています。

それでは、この魔女伝説の街の見どころをいくつかご紹介していきます。

ヴェルニゲローデ駅へのアクセス

ヴェルニゲローデへ行くには、ゴスラーから列車に乗るか、クヴェトリンブルクから RE快速で ハルバーシュタット駅で乗り換えるほか、クヴェトリンブルクからのバスも運行しています。(バスターミナルの写真を撮り忘れました。申し訳ございません。)

市庁舎

駅から、街のメインストリートである Beite Straße ブライテ通りを進んでいくと、Markt 広場に到着します。

マルクト広場の市庁舎は、もともとヴェルニゲローデ伯の個人的なお屋敷でして、劇場や娯楽施設としても使われていましたが、1427年に街に寄贈され、その後1497年にかけてほぼ今のような姿になったそうです。
そして 1528年に火災に遭い、その後再建されて1543年に市庁舎として機能するようになりました。

▼ このときは残念ながらファサードの改修中でしたが、2026年現在は完成しています。

▼ 市庁舎の前には噴水があり、街に貢献した方々の名を顕彰しています。

▼ こちらは、ヴェルニゲローデのミニチュアパークにある市庁舎の模型です。実際にはこのような、魔女の帽子をイメージした可愛らしいデザインです。

蒸気機関車

ヴェルニゲローデで人気のアクティビティのひとつは、蒸気機関車です。ヴェルニゲローデ駅は、DB(ドイツ鉄道)と、ブロッケン山の山頂へ向かうハルツ狭軌鉄道に分かれています。

ノスタルジックな気分で、一度乗車してみてはいかがでしょうか。

ヴェルニゲローデ城

標高350m の山の上には、別名「魔女の城」といわれるヴェルニゲローデ城が鎮座しています。

バウムクーヘン専門店

ヴェルニゲローデ駅前のバスターミナルから204番バスでおよそ10分ほどのところに、バウムクーヘンの専門店があります。お店の外観がとてもユニークなので、ご興味のある方は是非行ってみてくださいね。

ヴェルニゲローデの美しい街並み

街全体がまるで映画のセットのように、どこを向いても美しい木組みの家が続いています。

▼ よく整備された石畳を歩きながら、メルヘンチックな街並みを楽しみます。

▼ 街のあちこちに、魔女の人形がいます。

ヴァルプアギスの夜

4月30日の日没から5月1日にかけての夜を指す「ヴァルプアギスの夜」は、ヨーロッパで広く行われている魔女の宴をイメージしたお祭りで、魔女や悪魔に扮した方々が街を練り歩きます。

Das kleinste Haus 最も小さな家

こちらは18世紀半ばに建てられたという、ヴェルニゲローデで最も小さな家で、内部は見学することができます。

ミニチュアパーク

ヴェルニゲローデ駅からおよそ 1km ほどのところに、Bürger- und Miniaturenpark Wernigerode という、主にハルツ地方の観光名所のミニチュアを楽しむことができる広大な公園があります。

▼ こちらでご紹介しておりますので、ご興味のある方は是非ご覧くださいませ。

Schiefes Haus 傾いた家

マルクト広場から Marktstraße マルクト通りを南下して観光案内所を通り過ぎてすぐのところに広場がありまして、Schiefes(傾いた)Haus(家)があります。

こちらは小さな博物館として公開されており、おもちゃの人形のコレクションや製粉所の歴史に関する短い動画が上映されています。

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