【ドレスデン】美しすぎた街の、破壊と復興の物語 – ドイツ

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「エルベ川のフィレンツェ」とも称される、バロックの都ドレスデンはドイツ東部ザクセン州の州都で、チェコとの国境近くに位置する、人口約55万人の大都市です。あまりにも観光資源がありすぎますので、最低でも3~4泊はすることをお勧めします。

中世の頃から、エルベ川の水路を利用した要衝都市として発展し続けてきましたが、第二次世界大戦の空襲で一夜にして破壊されたのちに旧ソ連の占領区域となり、40年間にわたって東ドイツ地域となりました。

大規模な復興が始まったのは東西ドイツ統一後の1993年で、2005年頃には往時の姿が蘇りました。

小説家 Erich Kästner エーリヒ・ケストナー(1899 – 1974)が、ドレスデンで生まれたことへの賛辞として、「ドレスデンに生まれた幸運の賜物である。何が美しいかを、私は書物によって初めて学ぶにおよばなかった」という言葉を残しています。

これだけでも戦前のドレスデンがどれほど美しかったかが伝わってきますね。ですが、私たちはもう当時の姿を見ることはできません。

フラウエン教会

ドレスデンの復興のシンボルであるフラウエン教会は、1743年に完成したものの、第二次世界大戦で崩壊し、2005年に往時の姿で蘇りました。

Residenzschloss レジデンツ宮殿

かつてはザクセン王家の歴代君主たちの居城でしたが、現在は豪華で貴重な工芸品や美術品を収蔵する博物館として公開されています。

Zwinger Dresden ツヴィンガー宮殿

建築家ペッペルマンの最高傑作といわれるバロック建築の宮殿で、ザクセン王国の栄華を物語っています。内部には3つのミュージアムがあり、アルテ・マイスター絵画館、陶磁器博物館、数学物理サロンがあります。

▼ ツヴィンガー宮殿の詳細はこちら

世界一美しい牛乳屋

ギネスブックに登録されている牛乳屋さんで、内壁が美しいタイル貼りになっています。2階のカフェで、美味しいケーキやアイスクリーム、チーズの盛り合わせなどをいただくことができます。

ゼンパーオペラ

1838年から1841年にかけて建てられたザクセン州立歌劇場は、戦後40年かけて1985年に再建されました。劇場前の広場には、この劇場を発注したザクセン王ヨハンの騎馬像が聳えています。

黄金の騎士像

エルベ川に架かる Augustusbrücke アウグストゥス橋を渡ってすぐのところに、ローマ皇帝の衣装を着たアウグスト強王の金箔が貼られた有名な騎馬像があります。

▼ 黄金に光り輝くアウグスト強王。彼の前世が何だったのか気になる。

君主たちの行列

レジデンツ宮殿の北東側に位置し、ヨーロッパ最古の武芸競技場であった「Stallhof シュタルホフ」の外壁には、マイセン磁器製の約20センチ四方のタイル25,000枚、全長101メートルにも及ぶ巨大な壁画があります。1123年から1904年までのザクセン君主の騎馬像や、時代を彩った芸術家たちが描かれています。

さらに驚くことに奇跡的に戦災を免れたというのですから、ドレスデンを訪れたら必見ですよ。

お得なチケット

ドレスデンには多くの文化施設がありますが、そのうちの27ヶ所を35ユーロで自由に楽しむことができるコンビチケットがあり、2日間利用することができるのでおすすめです。

インターネットでも購入できますし、アルテマルクト広場の観光案内所でも入手できます。

お得なチケットの購入サイト(ドイツ語 または 英語)

ただし、HIstorisches Grünes Gewölbe 「歴史的緑の丸天井博物館」や一部の特別展覧会に入場できませんのでご注意ください。

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