英語で説明する【日本の大晦日② − 歳神様・年神様】

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(歳神/Wikipedia)

英語で説明する 年賀状と大掃除 に続き、今回は歳神様を英語で説明する表現をご紹介します。

日本では一般的に、年末になると家の前に注連飾りを掛けたり、門松を立てて歳神様を招き入れる準備をし、そして美味しい年越しそばを食べて、除夜の鐘を聞くという習慣があります。

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歳神様の簡単な説明

「年神・歳神」とは、お正月に家々に祀られる神様で、日本神話に登場する「大年神・大歳神(おおとしのかみ)」がこれにあたるとされています。

大年神とは、「古事記」において 須佐之男命(スサノオノミコト)と神大市比売(カムオオイチヒメ)の間に生まれた稲作を司る神様であり、新しい年の稔りを約束してくださる「穀物神」です。

“Toshi” refers to the harvest of rice, and “Toshigami” is a grain god.
(「年」は稲の稔りのことで、「年神・歳神」は穀物の神様です。)

“Toshigami” is a Shinto deity that is said to visit house after house on New Year’s Day to bring happiness and good luck to people.
(「歳神」とは神道の神様で、お正月に家々を訪れて人々に幸せと幸運を運んでくるといわれています。)

In Japan, it is said that the Toshigami deity comes to each family and promises a good harvest and happiness throughout the new year.
(日本では、歳神様が家々を訪れて、新年を通して豊穣と幸せを約束してくれるといわれています。)

To prepare for oshōgatsu, a general deep cleaning is done, and “shimekazari” (an ornament made from straw ropes) and “kadomatsu” are set to welcome “Toshigami.”
(お正月の準備にあたっては、大掃除をし、注連飾りや門松を飾って歳神様を迎える用意をします。)

People prepare for the welcoming of “Toshigami” at the end of the year.
年末になると、歳神様をお迎えするための様々な準備が行われます。)

After ōsouji (deep cleaning), the house gate is decorated with Kadomatsu, ornaments made of pine and bamboo believed to be the spot where Toshigami (the Shinto deity) first lands to bring happiness to the home.
(大掃除が終わると、家の門口を「門松」という、松と竹でつくったもので飾ります。それは家に幸福を運ぶ歳神様が最初に降り立つ場所と信じられています。)

↓ 続いては、年越し蕎麦と除夜の鐘を英語で説明する表現をご紹介します。


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